アライグマが屋根裏に侵入したときの対策と注意点
この記事で分かること: アライグマの侵入が疑われるときの確認方法、侵入口対策の考え方、特定外来生物として知っておきたい法律上の注意点、業者に相談すべき目安です。ハクビシンとの見分け方はアライグマが家に侵入したかも?ハクビシンとの見分け方と注意点を参照してください。
結論と危険回避
アライグマは「特定外来生物」に指定されており、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可に加えて、外来生物法に基づく防除の手続きが関わる場合があります。無許可での捕獲・飼育・運搬は認められていません。侵入口をふさぐ対策は、屋根裏にアライグマが残っていない状態を確認したうえで行う必要があります。
侵入したかどうか確認するポイント
- 重くドスドスとした足音が、夕方から夜にかけて続いていないか
- 天井裏の同じ一角に、まとまった量の糞(ためフン)が積み重なっていないか
- 庭木の果実や屋外のペットフード、生ゴミが荒らされていないか
- 雨どいや外壁に、人の手のような5本指の足跡が付いていないか
- 屋根や外壁に、人が握りこぶし大以上の隙間や破損箇所がないか(外側から確認できる範囲で)
ハクビシンとの見分け方の詳細はアライグマが家に侵入したかも?ハクビシンとの見分け方と注意点、糞の特徴はアライグマのフンの見分け方と処理の注意点を参照してください。迷う場合は5ステップ簡易診断で状況を整理できます。
侵入口対策の考え方
対策としては、屋根や外壁の破損箇所・通気口などの隙間を金網等でふさぐ方法が一般的とされています。ただし、屋根裏にアライグマが残ったまま封鎖すると、閉じ込められて死んでしまい、悪臭や害虫発生の原因になることがあります。また、庭木の果実や生ゴミなど餌となるものを片付けることも、再侵入を防ぐうえで有効とされています。
自分で確認できる範囲
屋外からの目視での隙間確認、糞や足跡を直接触れずに写真で記録すること、餌となるものの片付けは行っても構いません。天井裏に自分で入っての確認や、糞の除去・侵入口の封鎖作業は、健康リスクや転落のおそれがあるため避けてください。
危険・衛生・法令面の注意
アライグマは特定外来生物に指定されているため、外来生物法により無許可での飼育・運搬・放出等が禁止されています。あわせて鳥獣保護管理法の対象でもあり、無許可の捕獲は認められていません。自治体によっては、防除の確認・認定を受けた体制で捕獲を行っている場合があるため、対応方針はお住まいの自治体の鳥獣被害相談窓口にご確認ください。制度の詳細は環境省・捕獲許可制度の概要をご確認ください。
専門業者へ相談すべき目安
- ためフンが継続的に見つかる、または量が増えている
- 天井のたわみ・シミ・悪臭が強い
- 物音や気配が頻繁にあり、行動範囲が広がっている
- 自分で安全に確認・対策できる範囲を超えている
業者に依頼する場合は、見積書の内容や対応範囲を事前に確認しておくと安心です。業者選びと見積書の確認項目にチェックリストをまとめています。